2009年01月30日

★☆☆☆☆レディ・イン・ザ・ウォーター/シャマラン出すぎ。



ハプニング」がレンタル開始になり、M・ナイト・シャマランの作品は「レディ・イン・ザ・ウォーター」を除いて全て見ていたので、網羅してから最新作に臨もうと「ハプニング」の準備のつもりで鑑賞しました。今までのどんでん返しはない、シャマランの御伽噺を映像化した、と概要は解っていたつもりだったので期待はしてなかったけど、ある程度の見ごたえは流石にあるだろうと、それなりに構えてはいましたが・・・。
見終わった最初の感想が「スポンサーに早く新作を仕上げろと脅されてたのか?」と。ちっ(怒った顔)どうしてもやっつけで作ったとしか思えない。もしくは単なる自己満足。辛口で言おうにも言葉が見つからない程のできに何と言おうか。・・・バッド(下向き矢印)

御伽噺と解っているから、現代に生きる人々が御伽噺に巻き込まれていくんではなくて(そのように見せてはいるが)、最初っから登場人物自体が御伽噺、と割り切って見てたのは正解。みんなロボットのようにちゃんと展開についていっている。欲しい情報もなぜかしっかりと登場人物達はもってるし、そのように行動する。それも解った。んで?というところ。
プロットありきで作ったのが最大の汚点なんじゃないのかな。その為に本当に蛇足としかいいようのない枝葉がついているだけで、本筋通り、かぐや姫が月に帰るように、桃太郎が鬼退治で勝つように、きちんと予定調和で終わりました。

★のひとつがレディ(ストーリー)役ブライス・ダラス・ハワードの透明感。これだけでいいや。クリーチャーも中途半端で苔犬?苔猿?犬映像の切り替え方にらしさが出てたけどこれは当たり前なのでカウントせず。あとシャマラン出すぎ。一番おいしい役でしかも将来を導く人。たらーっ(汗)これは配役的にちょっとごういんまいうぇい。船とにかくあらゆる意味で全てが勘違い。物語も勘違いで進行するならば、シャマランの配役も勘違い。最大の勘違いがこれをおもしろいと思ってリリースしてしまったところ。・・・残念。

ってな訳で誉めるところを無理やり探してると疲れてくるので私的シャマラン映画のランキングexclamation×2

シックス・センス
==========
↑ランキング外の堂々たる王座。ぴかぴか(新しい)劇場でラストは号泣してしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)所有しているビデオを何度見ても前半から中盤にかけてはどっきりぞくぞくし後半は本当に感動してます。

1.ヴィレッジ ブライス・ダラス・ハワードがやはりよかった。んでラストの展開はやられた〜って感じ。
2.アンブレイカブル 2大スターが共演しただけの見ごたえは十分。あまりストーリーを突っ込まなくても髪型だけでおいしい。
3.サイン 期待した分のがっかり度が大きかったけど、なるほどね、と思わせるだけの展開はあったかな。
4.レディ・イン・ザ・ウォーター ランク外にしたいところだけど。彼の作品集の番外編でいい感じ。

という事であまり評判のよくない「ハプニング」はどこに入るか。久しぶりのマーク・ウォールバーグ。揺れるハート旧作があまりにもできが良過ぎるとそれ以上を求められてしまう。酷評されるってそれなりに期待されてるからなので本当は光栄な事なのかも。わーい(嬉しい顔)

posted by Guckmov at 15:54 | TrackBack(0) | 映画鑑賞−HORROR(SF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月29日

★★☆☆☆ウィッカーマン/あらゆる意味で普通。その為オリジナルに対する期待度アップ!



最近はまたホラー流行なのか?と、ホラー映画専門本の最新版が2冊も発売されているのを見て思ってましたが、この辺りまでリメイクされてるとなるとやはり単なる一過性のものではなく、確実にブームとして定着してるみたい。
70年代〜80年代のホラーブームを語る時にベトナム戦争の影響はよく言われるけど、それで言えば現代はイラク戦争。流行って然るべきなのかも。でもリメイクばっかりってのもどうだかね。(ゾンビシリーズ、13金、エルム街、等々。リメイクについてまとめている方いましたので→どぞ←。去年まででこうだったら今年はどんだけ!!!)

このウィッカーマンオリジナルが恐そうで見れないし、近場ではレンタルしてないので買わないと永遠に見れないと思いますが、このリメイクの物足りなさ感で更にオリジナルに興味が沸きました。
70〜80年代の映画って独特の映像ノイズとか、当時最新だった発色具合とか妙にリアルで(きれいすぎる映像に慣れた今だからこその感覚かも)たぶんやっぱ恐くて見れないような気がするんだけど、解説だけ読んでもう見た気でいる私。たぶんおもしろい。ひらめき
ニコラス・ケイジが製作にもクレジットされた本作は、このジャンルのマニアである彼が切望して作った映画らしく、主人公を演じるもどちらかというと本人の自己満足感が強く見えてしまいどっか興ざめ。ストーリーも意味なく意味深なシーンが挿入されていたり、予想通りの展開を予想通りに運ぶためのセリフまわしだらけだったり、配役はなかなか良かったのにもっといい出演をさせてあげたかった。(←私は何者だたらーっ(汗)

ただ何度も言う通り、物語の設定自体はおもしろいと思う。ある島に独自の宗教観だけで成り立つ村が存在し、それに翻弄されてミイラ取りがミイラになる話。モトカノの女優がもっとかわいかったらなぁ。ホラー映画でよくある特殊メイクで変身させると映えるタイプの顔。ちょっとそこだけがミスマッチな感じ。

↓ケイト・ビーハン。私だったらあまり助けたいとは思えない。「M:i-2」もトム・クルーズに対してそう思ったのを思い出した。
kb.JPG


全然関係ないけれどすい臓ガン闘病中のパトリック・スウェイジ。無事退院したそうです!!!心から本当によかった〜。最近はパトリック、という名前のニュースが目に入る度にクリックして先を読むのが恐いくらい。次、目にする時は最新作品のプロモーションニュースとかだといいな。
posted by Guckmov at 15:52 | TrackBack(0) | 映画鑑賞−HORROR(SF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

★★★☆☆ハービー機械じかけのキューピッド/やっぱりリンジーはかわいい



レズビアンだろうが酔っ払って車ぶつけようが、どんなにゴシップ女優であってもやっぱりかわいい黒ハートリンジー・ローハン。天使のような無邪気な笑顔がちらっと見えたりすると、子役で出てた映画の頃と何も変わらない、正真正銘のあのリンジーなんだなぁと改めて感じました。んで不思議な事に、天使は周りに与える力をもっているのか、そんなにイケてるわけでもない脇役の役者達が見れば見るほどかっこよく、かわいくみえてくる。ジャスティン・ロングなんか「ジーパーズ・クリーパーズ」の印象しかなかったけど(ダイハード4.0も見なきゃふらふらたらーっ(汗))絶対コメディの方がいい!全くかっこいいと思ってなかった(むしろその逆)のについつい見入ってしまいました。これはやっぱりリンジーパワー!だけどベテラン、マット・ディロンマイケル・キートンだけは有名子役上がりお騒がせ女優に引き気味。。。(もちろん役は完璧にはまってたけど車(セダン)

んで肝心なのが、レーシングカー、ワーゲンのハービーが主役の映画なんで一応カーアクションが見ものな訳で、ひっくり返ったり意外なところを走行したりとゆいどんの絶賛指数は高かったです。ただ車に意志を持たせるならもう少し目の表情を解りやすくして欲しかった。子供が感情移入するには少し物足りない気がしたけど、オリジナル(→YouTube動画リンク←)との兼ね合いがあったらそう過度な演出はできなかったのかも。
あと★を稼いだのが挿入歌。70〜80年代ハードロックやオールディーズ風の雰囲気があったりとサントラだけでもおもしろそうです。

でもなんだかんだ言ってもこの映画はやっぱリンジー。これに尽きる。。。わーい(嬉しい顔)

ところで全く関係ないけど、マット・ディロン世代繋がり(アウトサイダー)って事ですい臓がん闘病中のパトリック・スウェイジ入院したらしいです。。。もうやだ〜(悲しい顔)頼むから無事生きて退院してくれ!!!と祈るしかない。



posted by Guckmov at 01:40 | TrackBack(0) | 映画鑑賞−ANIME&DISNEY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

★★☆☆☆ミスト/見なければ良かった度で言えば★5つの最高傑作!!



新年最初に見た映画が人類滅亡ものたらーっ(汗)。(・・とは言い切れない?!)最近ホラー熱が覚めずどうしても新作が見たくてしょうがなくて、スティーブン・キング原作なら大した事ないだろうとチョイスした映画が「ミスト」。が、私、あまりにも無防備過ぎてただひたすらぼーぜんあぜん。こてんぱんに打ちのめされました。もうやだ〜(悲しい顔)不条理映画の類と知っていたらもっと構えてたのに。(というか選ばなかったのに。。。)スカパーでたまたま見てしまった(こんなの流すなよ!っと見終わった後怒り心頭!むかっ(怒り))「ファニーゲーム」以来の気持ち悪さ。(でもこの映画は「ファニーゲーム」とは違って個人レベルの悪趣味だけではないからまだましなのかも。がく〜(落胆した顔)げ、「U.S.A.」つけてリメイクしてる。それも母親になったばかりのナオミ・ワッツティム・ロスとかメジャーな俳優で。ハリウッドも相当ネタ切れっぽい。)いろんな意味で記憶に残る映画というのは存在するもんで。

この映画もとりあえず、最後の最後までめずらしく感情移入しまくりまくりで期待以上の展開にかなり引きずり込まれていました。まず真っ先に欲しかったのがスティーブン・キングらしい出現理由はどうでもよくなる独創的なクリーチャー達との戦い。予想を上回る出現率&あらゆる攻撃能力をもった生態にもう興奮の嵐!グッド(上向き矢印)でラストのダリの象を思わせる映像は、これだけでも映画館で見たかった、と思わせる感動モノの大迫力!!真に迫った演技とサウンドワーク、カメラワークが期待以上でリアルっぽさが本当に良く伝わってきました。そしてこの映画では助演女優賞もののマーシャ・ゲイ・ハーデンが、中盤からこのキャスティングを納得させる役どころを発揮し、今までこの手の映画に興味はあったけど怖過ぎて避けてきた集団催眠的な究極の人間の恐ろしさを十分に見せつける心臓が縮み上がる程の狂気ぶり。何だかんだで一番の脅威は身近な人間の存在なのよ、ってオチ、解る解る。ちっ(怒った顔)CUBE」でも似たような気持ちになったなぁ、なんて思い出しながらも、集団の力の怖さがあるのでこちらの方が断然上、とか思いながら死闘を眺めていたところのどんでんエンディング。exclamation&questionこりゃーやっちゃいかんだろう。私、主人公の子供をゆいどんとダブらせてかなり身を乗り出して見てたので、大分魂吸い取られましたわ。モバQあえて原作とは違ったエンディングだそうで結構大きな賭けに出てます。

スティーブン・キングがここまで救いようのないのを?とあまりにも納得できず例の本で解説を読んだところ、「決断」と「イラク戦争」のキーワードが。なるほど、ブッシュ大統領始めとする現代アメリカの社会風刺映画。最後、私だったら精神異常になっちゃうなぁ、なんて思ったけどそれもイラク戦争の後遺症で苦しむ帰還兵を思えば、かなり的を得た見事な映画なのかもしれない、とある意味高評価になりました。
信念を揺るがされたくないけど、そうさせられざるを得なかった現実が海の向こう側であったのかと思うと、その現実が一番恐ろしいのかも。もし日本でもその選択を迫られる時が来たら、私はポジティブさを守りきれるだろうか。守る事が正解なのだろうか。アメリカ人の本当の心の痛みが解るのかもしれないです。(←この解釈あってるかなぁ。)

posted by Guckmov at 02:54 | TrackBack(0) | 映画鑑賞−HORROR(SF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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